スペイン語の名詞には性別があり、性別によって表現が変わります。
日本語の名詞には性別の表現がないので慣れるまでは違和感がありますが、少しずつ慣れていきましょう。¡Vamos!
1.男性名詞と女性名詞
スペイン語の名詞には、男性名詞と女性名詞があります。
動物や食べ物、それぞれ性別によって
例 Amigo(アミーゴ)(友達)→男性名詞
Casa(カサ)(家)→女性名詞
見ただけじゃ見分けつかなくない!?
そんな声が聞こえてきます。
安心して下さい。見分け方はあります。
2.名詞の性別の見分け方
男性名詞:-o
女性名詞:-a で終わることが多い。
「で終わることが多い」と書いたのは、例外があるためです。
-oで終わっているのに女性名詞だったり、-aで終わっているのに男性名詞だったりするのです。
-oや-aで終わらない名詞もたくさんあります。
見分けられるって言ったじゃん!!💢
気持ちは分かります。怒らないでください。落ち着いて下さい。
しかし、悲しいですがそれがスペイン語なのです。
スペイン語のそんなところも認めてあげて下さい。by私。
しかし、人間や動物などの生き物について説明する時は良い面もあります。
例えば、友達などを説明する場面で
- 友達: amigo(男友達) amiga(女友達)
- 先生: profesor(男の先生) profesora(女性の先生)
- 医者: doctor(男性の医者) doctora(女性の医者)
すぐに友達が男性なのか女性なのか分かりますよね。
3.男女同形名詞の名詞
男女で同形の名詞もあります。
- Estudiante:(学生) 女性のみの複数の生徒や集団は Las estudiantes になり
男女を交えて言うときは、一般的には Los estudiantes になります。
4.性別のルールに当てはまらない名詞
性別のルールに当てはまらない名詞もあります。これらは特に注意が必要です。
- Día:「日」を表す「día」は「-a」で終わるものの男性名詞です。
- Paraguas:「傘」はスペイン語で「el paraguas」です。
語尾が「-as」なので女性名詞の複数形のように思えますが、単数で「el paraguas」、
複数で「los paraguas」となります。
このように単数と複数で単語が変化しない名詞を「単複同型名詞」とも言います。
5.名詞の性によって意味が変化する名詞
名詞の中には同じ名詞でも性別によって意味が変わるものもあります。
- orden :el orden(順序) la orden(命令)
- radio:el radio(ラジオ) la radio(ラジオ)
同じ言葉なのに意味が違うって何よ!?意味がわからない!
って私も思ったことがあります。ですが日本語では「たこ」は「蛸」であり「凧」ですよね。
こう考えるとなんだかしっくりきますよね。
まとめ
今回はスペイン語の名詞の性別について学びました。たくさん覚えることがありましたね。
楽しみながら少しづつ(poco a poco)覚えていきましょう。
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